ロボット時代に無くなる職業と生き残る職業を知り、子供の教育に活かしたい人。
親ならみんなそう思いますよね。
今回は、ロボットが台頭するAI時代に、無くなる職業と生き残る職業をまとめてみました。
さらに、AI時代を生き抜くために小学校で行われている教育と、親が子供にできることについて解説します。
AI時代に奪われやすい仕事の特徴と職業の例
◆人よりもAIの方が正確にできたり、作業効率が良い(例:データ入力)
◆AIが人の代わりに全てをこなすことができる(例:受付)
AI時代に奪われにくい職業の特徴と職種の例
◆複雑な判断が要求される仕事(例:プログラマー)
◆マニュアル通りには進められない仕事(例:幼小中高大学の教員)
◆抽象的な概念が求められる仕事(例:デザイナー・芸術関係)
◆専門的なコミュニケーションが求められる仕事(例:医師・カウンセラー)
◆人間の「感情」から生まれる仕事(小説家・画家)
将来、子供がロボットに取って代わられない職業につくために
地頭をよくする・思考力を育てる
あの有名な林先生は、0-10歳の間は特に、
「地頭をよくする」
ことが重要だと「初耳学」でお話しされていました。
「偏差値」や「高学歴」と、「地頭の良さ」は違うそうです。
偏差値や高学歴=「暗記力」
地頭が良い=「自力で問題解決する」「試行錯誤して解決に導く」
これからの時代は「自分で考える力」が超重要だということですね。
この、「思考力」を育てるために、小学校から「STEAM教育」がスタートしました。
小学校で始まったSTEAM教育
STEAM(スティーム)教育とは、下記の5つの要素を盛り込んだ教育手法のことです。
- Science(サイエンス)…科学
- Technology(テクノロジー)…技術
- Engineering(エンジニアリング)…工学
- Art(アート)…芸術・教養
- Mathematics(マスマッティクス)…数学
これからのAI時代を生き抜くためには、この「STEAM」が非常に重要だと言われ、日本でも取り入れられました。
小学校のSTEAM教育の目的は、「自ら立てた課題に対し、試行錯誤する姿勢・マインド」を育てること。
この学びの基盤さえしっかり身につけることができれば、どんな環境にあっても自ら道を切り開いていけるという考えに基づいているということです。
具体的には、プログラミング
2020年より、小学校3年生からSTEAM教育のひとつとして「プログラミング」が必修化されました。
プログラミングを必修化するねらいは「思考力・判断力・表現力など」を論理的に展開できる「プログラミング的思考」を育むこと。
親ができることとは
コロナで世界の常識や価値観が覆されましたね。
これからも、第二第三のコロナによって、価値観が大きく変わる可能性もあります。
コロナによって、人それぞれ様々な価値観があることが表面化しました。
何が正しくて、自分はどうしたらいいのかわからなくなってしまっている人も多いのではないでしょうか。
そんな現代において大事なことは、「自分で考える力」です。
「思考力」とも呼ばれます。
今、子供の知育業界でさかんに「思考力」が叫ばれているのはこのためです。
親が子供にしてあげられることは、この「思考力を育てる」ということになってくると思います。
まとめ:結局大事なのは、職業よりもハッピーな人生を送らせてあげること
超シンプルに考えて、
- 他人の意見を丸のみにしてそれに従う人生
- 自分の考えに従い、自己責任で自分の道を生きる人生
では、どちらがハッピーでしょうか?
他人の意見に従うのはラクですが、上手くいかなかった時に「他人を責める」ようになります。
自分で考えて行動した結果うまくいかなかったのなら、それは自己責任です。
そちらの方が、後悔しない生き方なはずです。
結局は、どんな職業に就くにしろ、「子供が幸せでいて欲しい」と思うのが親の本音だと思います。
子供に幸せになってほしいと願うなら、
自分で考え、選択して、問題を解決する。
この力を身につけさせてあげることだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!