学校はいつから行ける?出席停止になるのかな?
今回はこんな悩みや質問にお答えする内容になっています。
我が家の長男と双子もマイコプラズマ肺炎に感染したのをきっかけに、学校や幼稚園の対応について調べてみました。
◆マイコプラズマ肺炎に感染したら学校は行ける?行けないの?
◆マイコプラズマ肺炎で学校を休む時には出席停止になるのか?(欠席扱いにはならないのか?)
◆学校や幼稚園にはいつから行けるのか?
◆マイコプラズマ肺炎は大人にもうつる?潜伏期間とうつる確率は?
このような疑問についてお答えしていきます!
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子供がマイコプラズマ肺炎になったら、学校は行ける?行けない?コロナの影響は?
結論から言いますと、基本的に「行けない」と考えるべきでしょう。
実は、マイコプラズマ肺炎は、かかったら即「出席停止」になる感染症ではありません。
ですが、このコロナ禍の中では、ほとんどの学校や幼稚園が「咳」「発熱」「体のだるさ」など、いわゆるコロナのような症状が見られたら、出席停止になっている現状があります。
マイコプラズマ肺炎が出席停止になる条件
出席停止とは
出席停止とは、学校や幼稚園がその児童や園児を登校登園させることを禁止するというものです。
出席停止が出されると、欠席の扱いにはならず欠席日数に数えられません。
幼稚園・保育園
幼稚園や保育園では、マイコプラズマ肺炎は出席停止になるのでしょうか。
これは、各幼稚園や保育園によりあらかじめ決まっていることが多いです。
私の長男と双子は異なる幼稚園に通っていたのですが、感染症による出席停止のガイドラインは全く違うものになっています。
◆A幼稚園 … 出席停止となる感染症は「インフルエンザ」のみ。それ以外の感染症で幼稚園を休んだ場合には全て「欠席扱い」となる
◆B幼稚園 … 全ての伝染病(他人にうつる病気)は出席停止。皮膚の感染症でとびひは出席停止で水いぼはプールの時間は見学
子供が通う幼稚園や保育園がマイコプラズマ肺炎を出席停止にしているかどうかは、入園時に渡される入園の手引きなどに書かれていることが多いです。
小学校
マイコプラズマ肺炎は、「学校保健法」により、「学校感染症」の中の「その他の感染症」に分類されています。
「その他の感染症」に分類された感染症は、その病気にかかった子供を出席停止にするかどうかはそれぞれの学校がその時の条件で判断することになっています。
その時の条件とは、「感染症の種類」「地域・学校における発生の状況」「流行の状態」などです。
ちなみに、条件によって出席停止となる感染症は以下の通りです。
溶連菌感染症、ウイルス性肝炎、手足口病、伝染性紅斑、ヘルパンギーナ、マイコプラズマ感染症、感染性胃腸炎(流行性嘔吐下痢症)
マイコプラズマ肺炎で、小学校や幼稚園ははいつから登校・登園できる?
子供がマイコプラズマ肺炎になると、いつから学校に登校・登園が可能になるのでしょうか。
登校・登園できるのは、『主要な症状がなくなったら』です。
マイコプラズマ肺炎の主要な症状とは「咳と熱」ですから、熱が下がって咳が治まっていれば登園・登校ができるようになるという事になります。
学校や幼稚園・保育園によっては、出席停止になった病気で休んだ場合「治癒証明書」が必要な場合があります。
わからない場合には問い合わせてみましょう。
子供がマイコプラズマ肺炎になったら運動はしてもいい?
子供がマイコプラズマ肺炎にかかると、発熱や長引くひどい咳などで体力が奪われている場合が多いです。
体力が落ちた状態で運動をすると、また咳がぶり返すことがあるそうです。
ですから、子供がマイコプラズマ肺炎にかかり、治癒して学校に登校できるようになっても、しばらくは運動は控えた方が良いそうです。
マイコプラズマ肺炎はうつる?うつる確率は?
子供がマイコプラズマ肺炎にかかると、兄弟にうつるのではないかが心配ですよね。
ママやパパなど大人にもうつるのかも気になると思います。
子供から大人にもうつる?
マイコプラズマ肺炎にかかるのは幼児や児童など若い人に多いです。
もちろん子供から子供にうつることはありますし、子供から大人にもうつります。
実際に我が家でも、最初に双子(女)がかかり、その後双子(男)と長男にうつりました。
そしてその後夫にもうつりました…。
うつる確率は?
マイコプラズマ肺炎はうつる感染力はそれほど強くありませんが、長い時間を一緒に過ごす家族がかかると、うつる確率は高いです。
子供と常に接しているママや、休日に子供と濃厚接触したパパはマイコプラズマ肺炎がうつる確率が高いということになります。
マイコプラズマ肺炎がうつる経路
①飛沫感染
感染者の「くしゃみや咳」と一緒に飛び出した肺炎マイコプラズマを吸い込むことによりうつります。
②接触感染
感染者が手を触れたドアノブ、スイッチなどに触れることにより肺炎マイコプラズマが手に付着し、さらにその手で目や鼻、口などに触れることでうつることがあります。
うつらないようにするには
先ほど言った感染経路から感染しないように気をつけることです。
今は多くの人がマスクをしていると思いますが、子供がマイコプラズマ肺炎になった場合には大人がマスクをして接することや、子供が触れた個所を消毒するなどすることが感染予防になります。
マイコプラズマ肺炎の潜伏期間とうつる期間は?
潜伏期間
マイコプラズマ肺炎の潜伏期間は2~3週間と長いです。
中には潜伏期間が1か月だったというケースもあるそうです。
マイコプラズマ肺炎がうつる期間
マイコプラズマ肺炎がうつる可能性が高い期間は、マイコプラズマが発症する1週間前から発症後2週間とされています。
その間は、マイコプラズマ菌が体から排出されているということですね。
潜伏期間中もうつるか
マイコプラズマ肺炎うつる期間によれば、発症する1週間前から菌が排出されているわけですから、潜伏期間中もうつるということになりますね。
マイコプラズマ肺炎は、潜伏期間を含め、長期間にわたり人にうつる可能性がある病気ということになります。
もしマイコプラズマ肺炎にかかったら
マイコプラズマ肺炎の検査
マイコプラズマの検査は、血液検査やレントゲンで行われることもありますが、これは時間がかかります。
なので、多くの小児科では20分程度で判断できる検査キットが使われています。
我が子もこの検査キットでマイコプラズマ肺炎の診断が下りました。
検査の方法は、長い綿棒のようなものでのどの奥の粘膜をこすり取る方法でした。
マイコプラズマ肺炎の薬
マイコプラズマ肺炎はマクロライド系の抗菌薬が処方されます。
多くの場合には入院しなくても外来で治療することができます。
まとめ
今回の記事では、マイコプラズマ肺炎になったら子供の学校や幼稚園・保育園は行けるか?についてや、出席停止になる場合について詳しくお伝えしてきました。
◆子供がマイコプラズマ肺炎になったら、基本的に学校は「行けない」
◆理由は、コロナの影響が大きく、そもそも風邪の症状があった場合には出席停止になることがほとんどだから
◆実はマイコプラズマ肺炎は出席停止が義務付けられているわけではない
◆その時の感染の状況によって出席停止になるかどうかは決定される
◆マイコプラズマ肺炎がは大人もうつる
◆潜伏期間は2~3週間と長く、潜伏期間中でもうつる
◆マイコプラズマ肺炎は感染力はそこまで強くないが、家族など濃厚接触者の場合にはうつる確率は高い
幼稚園や保育園ではマイコプラズマ肺炎が出席停止になるかどうかはそれぞれの園によって違う場合が多いです。
もしわからない場合には幼稚園や保育園に問い合わせてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!