双子の教育

幼児に英語教育は必要ない?海外で育児した私が考える【マインド】

英語の本

幼児のうちから英語教育が必要なのか?と疑問の方。

ニコ
ニコ
うちの子供はまだ小さいけど、やっぱり小さなうちから英語教育を始めた方がいい?それとも幼児に英語教育は必要ない?どっちなんだろう…。

そんな疑問に私なりに答えてみたいと思います。

こんにちは!

ニコ
ニコ
長男+男女双子の3児の母のニコと申します。

私は長男が0歳(生後6か月)でベトナムに渡り、3歳すぎまでベトナムで子育てをしました。

(ベトナムの公用語は英語ではありませんが、生活には必要でした)

私も長男をプリスクールなるものに1歳から参加させていました。

そんな生活で、子供の英語教育については色々考える機会がありました。

それによって導き出した私の結論は、

幼児の英語教育は不要だと思わないが必要ではない。

それよりも失敗を恐れないマインドや完璧になりすぎない心、表現力の方がずっと大事。

です!

さくっと読めますのでお気軽にどうぞ~!

 

幼児に英語教育は必要ない?⇒【マインド】が超重要です

外国人の男の子

 

会話を成立させたい欲求が無いと英語は話せない

幼稚園児が、

「外国人と英語でお話しして気持ちを伝えたい!」

と思うでしょうか?

ほぼ、思わないと思います。

言語の習得は、

「その言葉でコミュニケーションがとりたい!」

という思いがなければ難しいです。

赤ちゃんが言葉を習得するのは、

「大好きなママとお話がしたい!」

「自分が欲しいものを伝えたい!」

という思いがあるからです。

「話したい!」「伝えたい!」「会話したい!」

自分からそう思う気持ちが【マインド】です。

小さなうちから英会話教室に通わせたからと言って、英語が話せるようにはならないです。

子供をペラペラにさせたいなら、相当な親の努力や継続させる資金が必要です。

ニコ
ニコ
長男はベトナム時代に覚えた英語はすっからかんに忘れています。

子供に英語教育の機会を与えてあげるなら、子供自身が「外国人と会話がしたい!」と思った時でOKです。

ニコ
ニコ
幼児期である必要は無し!

英語に慣れ親しむだけならお金をかけなくてもできる

幼児期に英語教育を考える多くの親は、「英語に慣れ親しんで欲しい」とか「英語嫌いにならないで欲しい」という思いからだと思います。

その結果、「あわよくば発音も綺麗に…」という感じでしょうか。

ですが、将来的にどうしても綺麗な発音でないと困る!!

という場合以外は、発音の良しあしは全く気にする必要はないです。

何度も言いますが、発音よりもずっと大事なのは「コミュニケーションをとりたい!」というマインドです。

それでもできれば発音も…というのであれば、YouTubeでも英語歌がたくさん聴けますし、フォニックスの動画もたくさんあります。

うちの長男がベトナムにいる時によく見ていたものをご紹介しておきます。

 

 

幼児期に英語教育をした方がいいケース

例えば子供に、

  • 将来は通訳になって世界的に活躍して欲しい(政治家の通訳とか)
  • 英語を使って世界を股にかけて活躍して欲しい(外交官とか)

という場合には、「発音」も大事になってくると思います。

発音は、耳が良くないとうまくならないので、いわゆる「英語耳」が育つと言われる幼少期(0~7歳くらいまで)に英語教育をするのは意味があります。

その場合には、イギリスとかアメリカのネイティブから教わる必要があります。

英語を話すマインドの育て方

外国人の男の子と女の子

何度も言いますが、大事なのは文法でも発音でもなく「マインド」です。

子供は恐ろしいほど自分の気持ちに正直なので、絶対に「楽しいこと」しかしません。

英語を話せると将来役に立つ

英語をやっておけば小学校になった時に困らない

という、未来のメリットは全く子供の心に刺さりません

今の「楽しい!」を蓄積しよう

英会話教室に行かなくても、普段の会話でママから「Hello!」とか言ってみる。

「Thank you!」と言えたら「Good girl!」と褒めてあげる。

それだけでも「通じた!」という「成功体験」になります。

ニコ
ニコ
他の国にもお友達ができたら楽しいね!と話してあげるのもいいですね!

間違っても、気にしないし気にさせない

会話は、完璧である必要はありません。

通じれば、それでOKです。

身振り手振りでも、通じれば100点。

ベトナムではたくさんの外国人が生活していました。

でも、みんながみんな英語がペラペラなわけじゃないです。

韓国人のママは、子供をインターナショナルスクールに入れたものの、学校とのやり取りができずに苦労していました。

ベトナム人のシッターさんの英語はハッキリ言ってめちゃくちゃでした。

レストランのスタッフの英語は全く聞き取れませんでした。

それでもみんな平気で英語を話していました。

ニコ
ニコ
子供にも「別に伝わればそれでいいんだ」という気持ちを持ってほしいと思っています。

伝える中身がある人間に

「発言しない人は存在しない人とみなされる」

って聞いたことありませんか?

外国(特に欧米)では、自分の意見を言わないとそこにいない人として扱われます。

自分の中身を増やしてくれるのに一番効果的なのが「本」だと思います。

読書は語彙力も増え、それが表現力にもつながります。

ニコ
ニコ
子供に英語を幼いうちから習得させるよりも、まずは本好きにすることの方が、将来ずっと役に立つと真剣に思っています。
本を読むお兄ちゃんと妹
子供を本好きにするには。私が実践している4つの方法【読書最強説】子供を本好きにする方法ってないの?あったら知りたい!と思っている方。 こんにちは! 子供に本好きになってもらいたいと...

それでも英語ができると絶対に人生は楽しい

外国人のハロウィンパーティ

幼児期に英語教育をすることが必ずしも必要とは思わないという話をしてきましたが、それでも英語はできると絶対に楽しいです。

ベトナム赴任中にたくさんのママを見てきましたが、英語ができる方だと外国人ともすんなり会話してランチしたり、連絡を取り合って一緒に子供を遊ばせていました。

海外の人と会話ができれば、日本とは違う価値観に触れることができ、子供にとても良い影響があるし、何より絶対に楽しい!

そう強く思ったのを覚えています。

まとめ:幼児期に英語教育は必要ないけど話せたら絶対に人生楽しいです

ブランコに乗る子供

学校に入った時にアドバンテージを獲りたいから幼児期に英語教育を始めるという人もいるかもしれませんが、あまり意味はないと思ってます。

英会話は使ってナンボであって、受験英語となると話は全然違うからです。

英語を習得して、洋書を読めるようになってほしいわけじゃないと思います。

子供には、英語で仕事の幅を広げたり、選択肢を増やしたり、人生を楽しんだりしてほしい、という親心だと思います。

幼児期に慌てて英語教育をする必要はないので、子供が「やりたい!」と思うタイミングがベストです。

大事なのは、伝えたいという「マインド」を育てること、伝えたい自分の「中身を充実させてあげること」です。

最後までお読みいただきありがとうございました!