こんにちは!
双子のベビーカー選びで、連結タイプのものも検討してみようかな…とお考えですか?
連結ができるベビーカーは、「双子用ベビーカー」としても「シングルベビーカー」としても使えるのがすごく魅力的ですよね。
連結タイプのベビーカーは、前提としてワンオペには向いていません。
パパ(大人)が2人いる日に外出する時に、絶大なメリットを発揮するものです。
◆この記事でわかること◆
- 連結できるベビーカーのメリットとデメリット
- 日本で発売されている連結できるベビーカーの詳細
- 連結ベビーカーVS双子用ベビーカー。横幅と値段の比較
- 連結できるベビーカーがおすすめな人・おすすめできない人
- 【番外編】海外製の連結アダプター(コネクター)の紹介
このような方はぜひ参考にして下さいね。
連結タイプのベビーカーとは?
(画像出典:日本育児)
1人用のベビーカー2台を、横並びで連結できるものです。
双子だけでなく、年子の兄弟にも活用されています。
現在日本で発売されている、連結可能なベビーカー
現在日本で発売されている連結可能なベビーカーは以下の2種類です。(2020.11現在)
- コンビ「F2」シリーズ(F2plus AF/AJ、F2Limited、F2 店舗限定モデル、Age)
- 日本育児「トラベルバギーA3+」
①コンビ F2シリーズ
今回は、コンビのF2シリーズの中でも、新生児から使えて人気のF2plusの詳細を見てみます。
F2plusの商品スペック(1台分)
サイズ:約幅49.5cm×奥行71.5~79.5cm×高さ104cm
折り畳み時:約幅49.5cm×奥行35~38.5cm×高さ89cm
対象月齢:1ヶ月~3歳頃まで(体重15kg以下)
本体重量:3.8kg(フル装備重量:3.9kg)
コンビのF2シリーズはとにかく「軽量」!1台なら、片手で操作ができます。
また、コンビのF2シリーズには、「トラベルシステムキット」を装着することができます。
トラベルシステムとは、車に乗せて「チャイルドシート」、寝かしたまま移動できる「キャリー」、お部屋の中の「ゆりかご&ロッキングチェア」のように、多機能に活躍するものです。
②日本育児トラベルバギーA3+
次に、コスパの良さで人気の日本育児のトラベルバギーA3+の詳細を見ていきます。
■ 商品スペック(1台分) ■
サイズ:約幅48cm×奥行83cm×高さ102cm
折り畳み時:約幅30cm×奥行27cm×高さ53.5cm
対象月齢:1ヶ月~3歳頃まで(体重15kg以下)
本体重量:5.8kg
日本育児のトラベルバギーA3+の特徴は、畳んだ時が超コンパクトなこと!
なんと、大き目の自転車のカゴにも入れることができます!
ワンショルダーの収納袋もついていて、持って運べるのも特徴です。
連結タイプのベビーカーのメリット
- 行く先々で、道幅の心配をしなくていい!
- 連結させれば「双子感」を満喫!
- 時間を有効に使える!
- 双子の機嫌によって使い分けることができる!
①道幅の心配をしなくていい
双子ママあるあるの悩みですよね。
連結できるシングルベビーカーを持っていれば、そんな悩みとはおさらばです!
1人をベビーカー、1人を抱っこ(おんぶ)で行くことができますし、パパがいる日なら分離して移動が可能!
②お散歩時は連結させて双子感を満喫!
ベビーカーに双子を横並びにすると、双子感が一気にアップ!
双子を連れていると声をかけられることや注目度が上がるので、より「双子感」を満喫することができます。
③時間を有効に使うことができる
外出先では、授乳室などで授乳やおむつ替えをすることがあると思います。
双子は何でも2人分なので、時間も2倍かかってしまいます。
連結できるベビーカーが2台あれば、授乳が終わった子から先にパパと買い物や用事を済ませることもでき、時間を有効に使うことができます。
④双子の機嫌によって使い分けることができる
丁度双子のどちらもが機嫌が良い時には、ベビーカーを連結させてお散歩に。
双子の1人は昼寝明けでスッキリ。もう1人はこれから寝るのでグズグズ…
そんな時には眠い子を抱っこして、ご機嫌な子はベビーカーに乗せて1台で外出。
連結タイプのベビーカーのデメリット
- 連結時には、通路の幅が心配
- ベビーカーを2台買うことになるのでコストがかかる
- 雨が降った時には使いにくい
①通路の幅が心配(連結時)
ベビーカーを2台連結させると、一般的な双子用の横並びベビーカーよりも横幅が広くなります。
コンビの場合
F2plusを連結 | 約99㎝(49.5×2)※連結パーツの長さは除く |
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ツインスピン(横型) | 80.7㎝ |
日本育児の場合
トラベルバギーA3+連結 | 96㎝(48㎝×2)※連結パーツの長さは除く |
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ツインハートDuo | 82㎝ |
※実際には、2台を連結させるとジョイント部分の幅があるので、もう少し横幅は長くなります。
②コストがかかる
シングルベビーカーを2台購入することになるので、必然的にコストが高くなります。
同じメーカーで、双子用(2人乗り)の横型ベビーカーの値段と、連結可能なベビーカーを2台購入した場合の値段を比較すると以下のようになります。
コンビの場合
ツインスピン | 73,000円(税別) |
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F2plus連結 | 90,000円(45,000×2)+ジョイント10,000円(税別) |
日本育児の場合
ツインハートDuo | 21,780円(税込) |
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トラベルバギーA3+連結 | 34,222円(17,111円×2)+ジョイント3,480円 (税込) |
日本育児の双子用ベビーカーツインハートDuoは、現在は生産終了となっています。販売は在庫のみとなります。
③雨天時には連結させて使えない
連結タイプのベビーカーを発売しているコンビ・日本育児ともに、連結時に使えるレインカバーは生産していません。
もちろん、シングルにした場合には純正のレインカバーがありますが、1台づつかぶせるのは手間がかかりますし、ジョイント部分が邪魔でしっかりと覆うことができません。
連結させるベビーカーをおすすめできる人はこんな人
連結させた時の横幅や購入する場合の値段も考慮し、連結できるベビーカーがおすすめな人はこんな人です!
- すでに上の子の時に「F2シリーズ」または「トラベルバギーA3+」を1台持っている人
- スーパーなど、良く行く場所の通路が狭いため、とりあえずはシングルベビーカーの購入を検討している人
①すでに「F2シリーズ」または「トラベルバギーA3+」を1台持っているという人
双子の上に兄・姉がいたり、お下がりで頂いて「F2シリーズ」か「トラベルバギーA3+」を持っているというママさんは、購入を検討する価値はあると思います
②普段良く行く場所の通路が狭く、シングルベビーカーの購入を検討している人
普段よく行くスーパーの通路が狭く、双子用ベビーカーでは買い物がしづらいという場合もあると思います。
「双子が小さいうちにはとりあえず、シングルベビーカー+抱っこ(おんぶ)で乗り切ろう」
と考える人もいると思います。
そんな場合には、連結できるベビーカーを優先して検討するのはアリだと思います。
もしも今後、
「広い場所では双子用ベビーカーを使いたい!」
と思った時に、もう一台購入して連結させるという選択肢ができますよね。
連結タイプのベビーカーをおすすめできない人
逆に、おすすめできない人はこんな人!
双子と一緒にアクティブに外出したい行動派の人
お散歩や買い物など、双子ちゃんと一緒にアクティブに外出したい!
という行動派のママにとっては、連結タイプのベビーカーでは使い勝手が悪いと思います。
まず、ワンオペ時に連結させて使う場合は行動先が限られます。
シングルベビーカーとして使う場合はいつも抱っこかおんぶをしなければならず、体の負担が大きくなります。
連結タイプのベビーカーの前提として、パパが一緒のお出かけの時にメリットが実感できるので、1人でも頻繁に外出したいという人にはおすすめできません。
【番外編】海外製のベビーカー連結コネクター
海外製になりますが、シングルベビーカーを連結させるコネクターもあります。
使い勝手は賛否あるようですが、お下がりなどでベビーカーがすでにあるような場合には、安価で手に入るこちらを試してみてもいいかもしれません。
まとめ
と考えているママさんに、連結できるベビーカーの情報を詳しくご紹介してきました!
私が考える結論としては、
- 連結タイプのベビーカーの最大のメリットは、パパと一緒にお出かけする時に、行動範囲が広がったり、時間を有効に使えること
- デメリットは連結させると道幅の心配があり行動範囲が狭くなることと、コストが高くなること
- 連結ベビーカーがおすすめな人は、すでに「F2シリーズ」か「トラベルバギーA3+を1台持っているという人
- 双子が小さいうちはシングルベビーカー+抱っこで乗り切ろうと考えている人は、優先的に検討して良し!(後でもう一台購入する時に連結できるため)
- 双子ちゃんと一緒にアクティブに外出したいママは、双子用ベビーカーを買うべし!
最後までお読みいただきありがとうございました!