ラク家事!

低温調理器でチャーシュー!温度と時間は肉の食感の好みで決める。

こんにちは!

ニコ
ニコ
長男+男女双子の3児の母のニコと申します。

 

チャーシューって大人も子供も大好きですよね!

しかもブロック肉で作るので、テーブルに出した時に見栄えがします。

お正月にもチャーシューを作るという方も多いのではないでしょうか。

豚肉は低温調理のなかでも時間がかかる、難易度の高い食材です。

 

ニコ
ニコ
さらにブロック肉となるとある程度時間に余裕をもって用意する必要があるので気をつけてくださいね!

 

さらに、チャーシューの食感には好みが意外と分かれるもの。

肉の食感がしっかりしたまま、繊維芽がホロホロと崩れる柔らかさが好きな方

肉はしっとりが好み。水分をしっかり保ったジューシーなチャーシューが好きな方

そこで今回は、

  • 食感しっかり系のニクニクしいチャーシューを作る場合の温度と時間
  • 噛むと肉汁が出るようなしっとりジューシーなチャーシューを作る場合の温度と時間

低温調理器で作る簡単チャーシューのレシピと併せて、肉の食感の好みによる温度と時間についてもご紹介します。

クリスマスやお正月に低温調理器を使ってお肉料理を作りたい方はぜひこちら記事も参考にして下さいね!

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低温調理器で作るチャーシューのレシピ

ジップロックに入れて真空にした豚肉

材料

◆豚肩ロースかたまり肉(今回は500g、厚みは5センチくらい)

◆漬け込み液(甘辛チャーシューたれ)
・水  130cc
・しょうゆ  50cc
・酒  50cc
・みりん  50cc
・砂糖  10g
・おろししょうが(チューブ)  小さじ1/2
・おろしにんにく(チューブ)  小さじ1/2

ニコ
ニコ
材料は全部家にあるものです。

 

漬け込み液を作り、肉を漬け込む

  1. 漬け込み様の調味料を小鍋でぐつぐつさせてから、しょうがとにんにくを入れる
  2. 漬け込み液がさめたら、豚肉とタレをジップ袋へ投入
  3. しばらく放置

漬け込む時間

豚肉を漬け込む時間ですが、boniqさんのレシピでは1日~2日をすすめています。

しっかり漬け込むことで味が中までしみこんだ美味しいチャーシューになります。

ニコ
ニコ
例えば土曜日の昼に間に合わせるようにするには、木曜日の夜か金曜日の朝に漬け込むという感じです。

 

低温調理器でチャーシューを作る時の温度と時間

繊維ホロホロ系、肉肉しいチャーシューの温度と時間

昔ながらのラーメン屋さんで出されるような、しっかりとした食感のニクニクしいチャーシューがお好みの場合には、

低温調理器の温度は63℃。時間は4時間です。

63℃というと低温調理でも低めの温度設定です。

その分時間は4時間と長めになっています。

そのため、水分が抜けており、肉の食感がしっかりしてきます。

しっとりジューシー系のチャーシューの温度と時間

ジューシーにするためには肉に水分(肉汁)を保つ必要があります。

低温調理器では、時間を長くすればするほど水分が流出しやすいです。

なので、しっとりジューシーに仕上げたい場合には、低温調理器の時間を短く設定する必要があります。

その場合、きちんと火を通して殺菌するためにも、温度は高く設定します。

低温調理器の温度は78℃、時間は2時間。

 

ニコ
ニコ
この温度と時間で、しっとりジューシー系のチャーシューが出来上がります!

 

今回も低温調理器boniqさんのレシピを参考にさせていただいています!

参考URL:boniqレシピサイト

低温調理器でチャーシューが簡単に柔らかく!

この写真は、78℃2時間という設定で作ったしっとり系のチャーシューです。

とにかく、しっっとりしています!

このしっとり感は、豚肉の水分が失われずに保たれているからです。

グリルやフライパンで火を通した場合は高温なので水分が逃げ、それが肉が硬くなる原因の一つとなります。

ですが、低温調理器によって低温でゆっくり熱を通すことで水分が失われないのです。

また、鍋でコトコト煮込むチャーシューの場合、ブロック肉の中まで火を通すためにかなり長時間煮ることが必要です。

高温で長時間煮込むことで、肉の繊維は柔らかくなるのですが、低温調理器を使った時のようなしっとり感は失われてしまいます。

 

ニコ
ニコ
低温調理器とブロック肉の相性は抜群です!

 

バーナーで炙って炙りチャーシュー

低温調理器の弱点

低温調理器の残念なところは、「焦げ目がつかない」ということだと思っています。

ニコ
ニコ
焦げ目は食感もそうですが香ばしさが出ますよね。

低温調理器で調理すると焦げ目がつかないので香ばしさという点で物足りません。

ですが、仕上げにフライパンで焼くと、せっかく低温調理で柔らかく仕上がったお肉も最後に火が入り過ぎて硬くなってしまいます。

バーナーで炙ってみた

こちらの写真は、肉の食感がしっかりしたニクニクしいチャーシューです。

炙りチャーシューにするには、しっとり系よりも肉の食感がしっかりしたチャーシューの方が相性がいいと思います!

炙った後の焦げた香りも食欲をそそります。そして溶け出す脂の美味しそうなこと…。

ごごーっ!とバーナーで肉を炙るのはなかなか快感です。

焦げ目も自分の好みで自由に加減できるところも素敵です。

※バーナーを使う時には、フライパンやスキレットの上でやることをおすすめします。

まとめ

今回の記事では、チャーシューを低温調理器で作った時の温度や時間、仕上げにバーナーで炙って炙りチャーシューにした結果などをご紹介してきました。

◆低温調理器で豚肉を調理するのは難易度が高め

◆肉の食感がしっかりしているチャーシューが好みの場合の温度は63℃。時間は2時間。

◆水分がありジューシーでしっとりしたチャーシューが好みの場合の温度は78℃で時間は2時間。

◆豚肉は少し時間がかかるので、余裕をもって準備しましょう!

◆仕上げにバーナーで炙ったら、焦げ目の調整が好きにできて簡単に自分好みの炙りチャーシューのできあがり!

◆水分が飛びすぎないので、低温調理器で料理した食材に焦げ目をつけたい場合には、フライパンで焼くより絶対にバーナーがおすすめ!

ぜひ、低温調理器でお好みの食感のチャーシューを作ってみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!