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双子妊娠中期

双子での体重増加の目安。体重管理で得られるメリット4つ

体重計に乗る女性

双子の体重増加の目安が知りたい方。

妊婦の体重増加の目安はよく目にするけど、双子の場合ってどうなの??体重管理をしておくと良いことって何がある?

今回はこんな疑問にお答えします!

↓この記事でわかること

◆双子妊娠での体重増加の目安

◆体重管理をすることで得られるメリット

ニコ
ニコ
長男+男女双子の3児の母のニコと申します。

2021年3月に、日本産科婦人科学会から

「妊婦の体重の目安を引き上げる」

という発表がありました。

妊婦さんがあまりに痩せていると、栄養が赤ちゃんに届かなくなってしまうそうです。

痩せている妊婦さんが増え、低体重児が生まれることが多くなってしまったそう。

じゃあ、双子のときの体重増加の目安って…?

ということで今回は、双子の体重増加の目安についてまとめてみました。

双子の体重増加の目安はどのくらい?

ノート、書類

体重増加の目安(出産時)

双子妊娠の場合、最終的(出産時)に普通の妊婦さんの体重に

赤ちゃん1人分(2〜3kg)をプラスされた体重

になっていればまずOK。ということだそうです。

実は、双子妊娠の場合の体重増加の目安については、お医者様もなかなか難しいそう。

既往歴や持病も関係してきますからね。

なので、あくまでも目安!

体重増加については主治医の指示に従って下さいね。

体重増加の目安はBMIで決まる

双子に限らず、妊婦の体重増加の目安は妊娠前の体重(BMI値)により決まります。

BMIの計算式
体重÷身長÷身長
(体重55kg、身長160の場合は、55÷1.6÷1.6=BMI21

2021年、この体重の目安が引き上げられました。

ちなみに、2021年3月より前はこんな感じ。

痩せ気味(BMI18.5以下) 単胎児妊娠:+9~12kg
普通(BMI18.5-25.0) 単胎児妊娠:+7~12kg
太り気味(BMI25.0以上) 単胎児妊娠:+5kg

それがこのように変わりました。

痩せ気味(BMI18.5以下) 単胎児妊娠:+12~15kg
普通(BMI18.5-25.0) 単胎児妊娠:+10~13kg
太り気味(BMI25.0以上) 単胎児妊娠:+5kg※目安に個別に対応
約、3kg増加していますね。
では、双子の場合+3kgを許容範囲として、あてはめてみますね。
痩せ気味(BMI18.5以下) 双子妊娠:+13~18kg
普通(BMI18.5-25.0) 双子妊娠:+13~16kg
太り気味(BMI25.0以上) 双子妊娠:+8kg※を目安に個別に対応
こんな感じです!

体重増加の目安はお医者様によっても方針が違うので、

しっかり主治医に確認しておきましょう。

※特にBMIが25.0以上の方の場合は、必ずお医者様と相談の上、体重増加の目安を決めてください。

双子で体重増加の目安を知っておくメリット

体重計

体重増加の目安が引き上げられ、少しほっとしている方もいるかもしれませんね。

ですが、やはり増え過ぎない事は大切です。

目安となる体重を守ることで、双子ちゃんとママに良いことがたくさんあります。

最も大切なこと

  • 妊娠中や出産のリスクを減らす(妊娠高血圧症候群や難産)

妊娠高血圧症候群は、妊娠中に体重が増え過ぎるとリスクが高まります。

特に、もともとBMIが大きい人は要注意だそうです。

妊娠高血圧症候群の予防は、「塩分控えめ」「体重増加を抑える」の二つ。

どちらも、食事でコントロールできるものですね。

でも、なかなか自分でカロリー計算は難しい…

もしも体重管理に悩んでいる場合には、塩分やカロリーが計算されているお弁当を頼むのもアリかもしれません。

こちらの記事で紹介していますので気になる方は参考にしてみてくださいね。

牛肉とれんこんのハニーマスタードソテー
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産後のメリット

体重増加の目安を守ることによって、産後に以下のようなメリットがあります。

  1. 腰痛を予防する
  2. 産後、体形が戻りやすい
  3. 妊娠線予防

①腰痛予防

体重が増えるとやはり腰痛が出やすいです。

双子ママの場合、産後の双子ちゃんのお世話のためにも腰痛予防はしておきたいです。

最初のうちはどちらか常に抱っこ。

次に、双子ママが一度は通る道「おんぶ&だっこ」が待っています…。

産後の双子育児のためにも、体重増加に気をつけて腰を労わっておきましょう。

②産後体形が戻りやすい

やはり双子ですから、1人の赤ちゃんを出産した方と比べるとなかなか戻りにくいのが現実ではあります。

とはいえ、産後の自分の体形はメンタルに直結しますので、少しでも体形が早く戻るように増え過ぎないようには気をつけておきましょうね

③妊娠線の予防

双子を妊娠すると妊娠線がひどい傾向にあると言われています。

双子だとどうしても体重が増えやすく、お腹や太もも・お尻が大きくなるので、皮膚が追いつかずに妊娠線ができやすいんですよね。

ご参考までに、ですが、双子妊娠中の私の体重と腹囲はこんな感じでした。

体重

31週(8カ月) 60kg +12kg
35週(9カ月) 63.4kg +15.4kg
37週(10カ月) 64.5kg +16.5kg

腹囲

31週(8カ月) 97㎝
32週(9カ月) 99㎝
33週(9カ月) 100㎝
34週(9カ月) 104㎝
35週(9カ月) 105㎝
36週(10カ月) 106㎝

まさに日に日に大きくなっていく様子がわかると思います。

おススメの妊娠線予防クリームをお探しでしたら、こちらの記事を参考にして下さい。

赤ちゃんの足
双子の妊娠線はひどい?⇒【悲報】ひどくなりやすいのでケア必須です双子妊婦の妊娠線がひどいかというと、残念ながらひどくなりやすいです。一番の理由はお腹が大きくなるスピードや時期が早いので、皮膚の伸びが間に合わないことです。双子妊婦には妊娠線のケアは必須と言えます。使いやすいおススメの妊娠線クリームをご紹介しています。...

 

まとめ:双子の体重増加の目安を知って体重管理に活かそう

仰向けに寝ている双子

妊娠すると、以下の理由から体重増加が起こります。

  • 赤ちゃんの成長
  • 胎盤が大きくなる
  • 羊水量が増える
  • 血液量が増える
  • 皮下脂肪が増える
  • 乳房が大きくなる

お腹の赤ちゃんがそれぞれ成長すればその分体重は増えます。

赤ちゃん2人をはぐくむために胎盤や羊水量・血液量も増えていきます。

双子妊娠の体重増加の目安としてはおよそ、単胎妊婦の体重に赤ちゃん1人分(2~3kg)をプラスした位が理想と言われることが多いようです。(妊娠前のBMIにより違いあり)

体重管理は、妊娠出産のリスクを予防するために大切なことです。

特に、妊娠高血圧症候群の予防に体重管理は欠かせません。

ニコ
ニコ
さらに、妊婦の体重管理は、リスクを予防することにプラスしてメリットがあります!
  1. 腰痛を予防する
  2. 産後、体形が戻りやすい
  3. 妊娠線予防

双子妊娠の体重増加の目安を知って、ご自身の体重管理に活かしていただければうれしいです。

ハッピーな双子妊娠生活を送られますように。

最後までお読みいただきありがとうございました!