双子妊娠後期のむくみでお悩みの妊婦さんって多いと思います。
妊娠後期に入ったら急にむくみがつらい…。
見た目も象みたいだしむくみによる不快感がひどい(涙)
やっぱり双子だからむくみがひどいのかな?
双子を妊娠すると、単胎妊娠よりもトラブルが起きやすく、小さなことも心配になりますね。
実は双子を妊娠すると、単胎妊娠よりもずっとむくみやすい原因があるんです。
- 双子妊娠後期になるとむくみやすいのはなぜ?
- 私が試したむくみ改善法
双子妊娠後期にむくみに悩んでいる方、改善したいと思っている方はぜひ記事をご覧ください。
双子妊娠後期にむくみがひどくなる理由
双子妊娠後期になり、急にむくみが気になってきた方もいますか?
私は、妊娠30週あたりからむくみが見逃せなくなってきました…。
でも、もう少し前、27週くらいからは徐々にむくんでいた気がします(涙)。
一番むくみがひどかったのはやはり足。
靴が履けなくなり、毎日サンダル生活でした。しかも大き目のやつ。
「むくみ」=「妊娠高血圧症候群」と思われていた時代もあったそうです。
ですが今では、妊婦のむくみの主な原因は妊娠によるホルモンの値の変化とされています。
妊娠後期のむくみは、ほとんどが自然現象によるもの。
出産後は治まる人がほとんどです。
とはいえ双子妊婦さんの場合には、単胎妊婦さんよりむくみやすくなる原因がありました。
◆双子妊娠後期にむくみやすい理由◆
- 大きくなった子宮が足の付け根にある血管を圧迫し、血流が悪くなる
- 安静生活が長く、ふくらはぎの筋力が低下
大きくなった子宮が血管を圧迫し血流が悪くなる
双子の場合、単胎妊娠よりずっと子宮が大きくなりますよね。
大きくなった子宮が足の付け根の血管を圧迫するようになります。
すると、下半身の血液が心臓に戻りにくくなり、その結果むくみとなります。
双子の場合安静生活が長く筋力低下
双子の場合、産前は「安静に」「安静に」としつこいくらい言われますよね(苦笑)
少しの時間でも、横になっておきましょうと言われ、運動を制限されることも。
双子妊婦の場合には立ったり歩いたりする時間が単胎妊婦さんよりもずっと短いです!
その結果どうなるかというと、ふくらはぎの筋力が低下します。
ふくらはぎには、血液を心臓に贈る「ポンプ」の役割があります。
ポンプ機能が低下することでさらにむくむようになります。
といった負のループが、双子妊婦だと特に起きやすいですよね。
双子妊娠後期に私が試したむくみ対処法
私の場合、以下の方法でむくみ改善がみられましたのでご紹介します。
水をたくさん飲む
妊娠中は水分をたくさん摂るように言われました。
むくみは水分が不足していると出やすくなるそうです。
そのため、むくみ予防・改善には水分補給が大切に。
ではなぜ水分不足によってむくむ原因は、体に溜まった老廃物をうまく排出できないからです。
体にある水分は、必要のない老廃物を体外へ出してくれます。
でも、体内の水分が不足するとその働きが滞り、細胞の間に水分が残ることでむくみという症状として表れてしまいます。
そのため、むくみには水分補給が大切。
でも、ただ水分を摂ればよいというものではなくて、飲み方にポイントがあるんですよ。
- 常温のお水
- 喉が渇く前にこまめに摂る(コップ1杯を1~2時間あけて飲む)
- 1.5~2リットルが目安の量
身体を冷やさない常温で、こまめに。
むくみがひどく、水分をあまりとっていないな、という方はまずは水分補給から試してみて下さいね。
足を高くして寝る
足のむくみがひどい人は、ふくらはぎのポンプ機能が低下している可能性があります。
水は高いところから低いところに流れますよね。
日中はどうしても足が下になるのでむくみやすいです。
また、足を低くして寝ていると、寝ている間に足に水分が集まって起きた時にはむくんでいる状態になります。
寝るときは足の下にクッションや布団を置くなどして足を高くすることで、一日のむくみを解消してあげましょう。
着圧ソックス・弾性ストッキング
これはあるとないとじゃ大違いです。
帝王切開の手術すると、必ず医療用の弾性ストッキングが強制的に履かせられます。
看護師さんが2人係で履かせてくれましたよ~。
医療用のものはかなりキツめなので自分では履けないと思います。
妊娠中はメディキュットなど市販のものでもいいので、買っておくとだいぶ違いますよ。
ただ、妊娠後期はお腹が大きすぎてソックスが履けないかも…。
そんな時は旦那様にお願いして履かせてもらって下さいね。
塩分控えめの食事(粗食)
むくみには塩分は大敵ですよね。
塩分を取りすぎると、体は取りすぎた塩分を薄めるために、水分を溜めこもうとします。これが塩分のとりすぎでむくみが現れる原因です。
私はそこまで濃い味が好きなわけではないし、塩分を摂り過ぎているという意識はありませんでした。
ですが、管理入院して病院食になったとたん、むくみが改善されたんです。
私が入院した病院の食事は本当に粗食で…。
大学病院だったということもあったと思うのですが、いかにも「病院食」と言った粗食。
最初食べた時は「薄っっ!」と思いましたね。
ふりかけを持ってこなかったことを激しく後悔しました。
ですが、そんな粗食を毎日食べていると、むくみが明らかに良くなったんです。
また、カリウムを多く含む食べ物はむくみを改善してくれます。
- バナナ
- アボカド
- トマト
- キュウリ
などです。
塩分によるむくみのが可能性が高いという方は、食事の見直しをしてみましょう。
とはいえ、双子妊娠で長時間キッチンに立つのは厳しいですよね…。
毎回塩分やカロリーを気にしながら料理をするのもなかなか大変です。
その場合には、妊婦さん向けのお弁当を利用するのも一つの手です。
妊婦さん向けの弁当なんてあるの?
と最初びっくりしたのですが、それが「ママの休食」というお弁当です。
私も実際に食べてみましたが、野菜が多め、穀物も雑穀米や玄米が使われ、塩分もかなり控えめのヘルシーなお弁当でした。
妊婦に必要な葉酸などがしっかり入っているので、妊娠中の栄養不足を心配することが減りますね。
ママ休食のメニューや、食べた感想はこちらの記事を参考にして下さいね。
足を冷やさない
意外に思うかもしれませんが、足の冷えもむくみの原因になるそうです。
妊娠してからやたらと「暑い」と思っている方いらっしゃいますか?
それは、プロゲステロンという女性ホルモンが影響しています。
暑いからと言って体(特に下半身)が冷えたままにしておくのは避けましょう!
むくみだけでなく、冷えにも効果があるものって何かないかな?
と探してみたところ、口コミが良いこちらを見つけましたのでご紹介しますね。
巻くだけで「むくみ」「こむら返り」さらに「冷え」を解消してくれるバンドだそうです。
1週間無料で体験できるとのことで、試してみてもいいかもしれません。
まとめ:双子妊娠後期のむくみはひどくなりがち。自分に合ったむくみ対策で改善しよう
双子の妊娠後期にむくみを感じる人は多いと思います。
ひと昔前までは「むくみ」=「妊娠高血圧症候群」と診断されることもあったようです。
ですが今は、ほとんどのむくみが妊娠による自然現象で起こると考えられています。
産後はおさまることがほとんどなので、安心してくださいね。
予防には、「水分補給」「足を高くして寝る」「着圧ソックス」「塩分控えめの食事」が必要です。
自分で料理するのも大変だったり、塩分やカロリーを計算するのが面倒な方は、
「ママの休食」という妊婦さんに向けたお弁当をおすすめします。
塩分やカロリーを調整することは、妊娠高血圧症候群だけでなく、色々なリスクを減らしてくれます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
双子妊娠後期の過ごし方はこちらにまとめました。